2012年5月31日木曜日

モンスターエナジーを考える 1

モンスターエナジー目当てでここに訪れる人が多いようなのでちょっとこの謎の飲み物について考えてみましょう。昨日も走りに行きましたその際にモンスターエナジーを飲みました。まず目的地までの車の運転中に1缶、帰りに1缶飲みました。1日で2缶も大丈夫かな?一応問題はなかったです。ちなみにどちらも上の画像にある緑のやつを飲みました。
さて、飲んだ効果ですが前ほど劇的ではなかったものの効果はありました。
1つは眠気覚まし。 これはカフェインが入ってるので当たり前かもしれませんがしっかり眠気がとれました。車の運転で少し眠くなったので飲みましたが効きました。
もう一つは代謝の上昇。確かに飲むと少し身体が温まり、汗の出が良くなるみたいです。
もう一つは心拍数の変化。やはり飲んでから走ると心拍数が上がりにくいようです。これはPOLARのRS300Xというハートレートモニターで確認してるので正しいと思います。

これらの効果はなぜ生まれるのか考えましょう。ただし、私は栄養学なんて習ってもないし、化学は高校で化学Ⅱ習ったのが最後なので知識はウィキペディアだけを参考にします。 あっちこっち見てると正しい情報が得られないので(ウィキペディアも正しいとは限りませんが)とりあえずウィキペディアだけにします。
さて、成分表を見てみましょう書いてあるのは
100ml当たり
エネルギー 50kcal (177.5kcal)
炭水化物 12.6g (44.73g)
ナトリウム 78mg (276.9mg)
ビタミンB2 0.7mg (2.485mg)
ナイアシン 8.5mg (30.175mg)
ビタミンB6 0.8mg (2.84mg)
ビタミンB12 1-6μg (3μg入っている場合10.65μg)
L-アルギニン 125mg (443.75mg)
D‐リボース 125mg (443.75mg)
高麗人参 82mg (291.1mg)
L-カルニチン 29mg (102.95mg)
カフェイン 40mg (142mg)

後、量は載ってないけど気になる成分を原材料から
砂糖類(砂糖、ブドウ糖)
クエン酸
イノシトール

です。()の中は355ml一本分に換算した時の値です。ただ、アルギニンから下のやつはこの表記が100ml中なのかどうなのか分かりませんでしたが、これが100ml中の量だとするニュースサイトがあったのでそれを参考にします。ソース↓
http://rocketnews24.com/2012/05/08/210298/

で、まず気になるのがエネルギー。1本で177.5kcalもあります。これは結構高めです。コーラより若干多いです。そしてこのエネルギーの元になってるのが砂糖類。これは砂糖とブドウ糖らしいです。これを見ると補給食として良さそうです。なぜ良いのか、それはブドウ糖が入ってるからです。人間が力を出すのにブドウ糖は不可欠です。というかブドウ糖で動いてるんです。どんな糖類も消化中のいろいろな化学変化で最終的にはブドウ糖になってエネルギーとなるのです。これははじめからブドウ糖が入ってるので吸収すれば即エネルギーになります。また砂糖もブドウ糖とショ糖に分解されてエネルギーとなります。消化が必要なので若干、スピードは落ちますがかなり早く吸収されエンネルギーになります。つまり短期的なエネルギー補給には最適です。また、炭水化物もそこそこ含まれてます。炭水化物も消化の化学反応を経てブドウ糖になるのですが、これは時間がかかります。ただ、時間がかかるので徐々に吸収してエネルギーになるので持続性があります。なので長持ち。とは言っても絶対的な量は少ないので補給として飲む場合はこれとは別に炭水化物をとったほうがいいでしょう。あ、あと上には書いてませんがモンスターエナジーは脂質0gなので飲んでも後半胃がもたれて気持ち悪い・・・なんて心配はないです。アスリートとしては嬉しいですね。
ナトリウムは、汗で消費されるので補給できるのはいいですね。アクエリアス等のスポーツドリンクより多く入ってます。アクエリアスは100ml当たり34mgです。それに比べると多いですが汗で消費されるのはナトリウムだけでなくカリウムも消費されます。成分表示を見る限りではカリウムは入っていないようなのでこれは別に補給したが良さそうです。ちなみにモンスターエナジーカオス(オレンジのやつ)も見ましたが書いてはないです。ただカオスの方は果汁50%なのでその中にもしかしたら入ってるかも?ただこれは情報がないのでなんとも言えません。
次、ビタミンB2。これは脂肪や炭水化物およびタンパク質の吸収代謝に効果があるようです。また成人男性は1.2mg/日 + 摂取カロリー1000kcalごとに加えて0.4mg必要なようです。それを考えるとモンスターエナジーは1本で2.485mgも入ってるので十分すぎるくらい入ってます。

と、一つ一つ書いてると長くなってしまいいつの間にか時間オーバー。この記事は複数に分けて書きます。というわけで明日に続きます。では、今日はここまで。

続き http://sujigane.blogspot.jp/2012/06/blog-post_08.html

2012年5月30日水曜日

空気圧 Maxxis Mont Ventoux 20C 安価な軽量ホイール

今日は以前にも行った枕木山へ行ってきました。大山でもよかったのですが大山は本番のお楽しみにとっておきます。コースは何度も走ってるし。
で、本番で使うタイヤを試してきました。前にも記事を書いたこいつです↓
 Maxxis Mont Ventoux 20Cです。これの重量はこちら↓

243gです!いや・・・これ別に軽くない、ってか重いだろって思った方は残念。

これ、2本分の重量なんです

1本で121gです。コンチの4000Sは23Cで205g、いつも使ってるゲータースキン25Cは300gです。とんでもない軽さです。ただこれUPHILL ONLYと書いてあるようにヒルクライム専用のタイヤとなってます。実際に持ってみるとペラペラでこれは大丈夫か?って不安になるくらいです。ナイロンの布にビードとコム塗っただけって感じです。そして20Cなのでむちゃくちゃ細い。でもヒルクライムなら問題なし!ということで昨日つけました。つけるのも一苦労します。ビードがかなり硬いというか・・・そもそもビードが短いのかギリギリです。軽量チューブを入れるのでかなり慎重にやりました。素手でなんとかはめましたが苦労しました。
さて、それで今日走ってきたのですが、目的は空気圧をどうするか。このタイヤはペラペラでふにゃふにゃなので思いっきりダンシングするとぐにゃっと腰砕けになって反応が鈍くなります。まぁ力が完全に無駄になってるわけではないのでそこは好みですが、私はダンシングした瞬間にスッコーンと加速して欲しいのでダイレクト感が重量です。ぐにゃるなんてとんでもない。なのでどれくらいの空気圧がベストか試しました。初めは8barで行きました。平地を走ってる時は問題なし。いつものタイヤで8barも入れると固くて不快ではねてしまうのですが、これはタイヤがふにゃふにゃだからかはねませんし、快適です。よく転がってくれます。ただ、上りに差し掛かるとダメ。グニャグニャしてしまいました。次に8.5bar。これくらい入れれば大丈夫だろう。普段のタイヤは7.3barくらいです。かなり高圧なのでこれで・・・と思いましたがダメ。坂もシッティングで上がってたら問題はないのですがやはり体重をのせてもがくとだめ。えーい9bar入れてしまえ!ってことでついに9barにすると・・・いい感じ。確かにちょっと硬い感じですが不快なほどではありません。体重をのせてもそこまで腰砕けになりません。ただ、やっぱちょっともたつくかな?・・・って感じで徐々に空気圧を上げましたが最終的には9.3barになりました。ちなみにこのタイヤの最大空気圧は10barです。
なんとなく、このタイヤが不人気でタキザワとかか投売りしてる理由がわかった気がする。このタイヤ、軽いんだけど普通の人が使うと剛性不足になっちゃうんじゃないかな?45kgの私ですら最大空気圧に近い9.3barも入れてるのだから体重がある人がのると10barじゃ足らないんじゃないかな?しかもこのタイヤ、定価は12000円(1本)もする。高い、用途限定、乗る人も限定!と3拍子の揃ったタイヤなんかそりゃ売れんわ。私も確か2本セット7000円とかで買いました。それが妥当でしょう。定価なら8000円前後セットってところじゃないと買う気が失せます。25000円も出してこんなタイヤ2本買うくらいなら、リフレックスとかクロノとかの定番アルミチューブラーのリムを買ってスポークを適当に間引いて激安で軽量タイヤを用意したほうがマシです。ちなみに
リム AMBROSIO NEMESIS 32H

スポーク DT Swiss Champion 1.8mm + アルミニップル
ハブ SHIMANO HB-4500 & FH-4500
スポークパターン フロント16ラジアル 
     リア フリー側16本3クロス組 反フリー側 8本ラジアル
 合計重量 740 + 180 + 510 + 20 = 約1450g
のようにするのがオーソドックスな軽量ホイールかな大体2万円の予算でできます。重量は適当に計算したものですので多少重くなるかもしれませんが、1500g台の軽量チューブラーホイールが2万なら安いでしょう。体重がある人は36Hを使ってF18R27にするといいかもしれません。それでも重量は1500g台になると思います。

リム 7500×2 = 15000円
ハブ 前後 = 5800円
スポーク 35×32 = 1120円
合計 21920円
になりますのでかなり安価。(私も欲しくなってきた)組み方が少し特殊(て言ってもそこまで特殊じゃないので自分でもできます)になるのでこちらのショップなんかと相談するといいかもしれません。私も相談にのってもらったことがあります↓

PAX CYCLE

http://www.paxcycle.com/

きっと相談すれば組んでくれると思います。チューブラータイヤで軽量なものというとコチラがあります↓
Continental - Podium TT 19C 195g

これを使えば安価なヒルクライム用ホイールが手に入ります。一度検討してみてはどうでしょう?では、今日はここまで。

ちょっと時間オーバーしちゃった・・・

2012年5月28日月曜日

ANT+ YUPITERUの見解 これは酷いww

http://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9544&forum=85&post_id=16489&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+cbnanashi+%28CBNANASHI.NET+-+consumer+reviews+for+bicycle+products%29#forumpost16489

CBNにこんな投稿がありました。なんというか閉口しますね。規格の共有じゃなくて、開発費を抑えれてかつセールスポイントにもなるからANT+を使おう。とりあえずANT+は置いといてそれで作った自社センサーだけ使えるか確認しよう。って感じでしょうか?せっかくいろいろなメーカーが採用している企画なのにそれじゃあメリットを潰してしまいます。何よりこの件でひどいのはANT+提唱元のセンサーすら使えないということ。というかこれソフトウェア的な問題じゃないのかな?だったらアップデートで直せばいいのに。そうじゃなきゃそもそも、ここのハードは信頼できないorここのソフトは意図的に他社のセンサーを使えないようにしてるって言いすぎかな?そもそもGPSの精度もかなりひどいみたいですし。ただYUPITERUの他の製品はまともに使えるようなものもあるみたいですがどうなんだろう?
こんなことしてるとタブレットやスマートフォンに喰われて潰れちゃうんじゃないでしょうか?スマートフォンでMicroUSBに取り付けるANT+のレシーバーとセンサーセット。もしくはスマートフォンそのものがANT+に対応したらわざわざ用途限定されるこんなもの買わなくて良くなります。スマートフォンはこういったGPSに比べるとGPS機能が弱かったりしますが、そこは3G回線とGPSの併用で補えば十分いけると思います。というかGPS機能も最近のスマートフォンなら少なくともこのYUPITERUのよりはましだと思います。それこそ外付けの外部GPSセンサーとか出始めたら負けますね。それでソフトウェアはマーケットから好きなものを使えるようにすると、ハードウェア的な欠点はセンサーさえなんとかすればいいので評判のいいセンサーを買ってくればいいし。ソフトウェアはアップデートが頻繁に行われて動作も安定しているものを使えばいいってことに。ハードがダメ、ソフトもダメみたいなものを使わなくて良くなります。


共通規格を採用するときのルールというかマナーというかそういうのが守られないとユーザーは大変なことになりますから、こんなことするメーカーがたくさん出てきたらそのうち共通規格法とか国会に提出されたり・・・そんな面倒な世の中はごめんなんですけど。

2012年5月27日日曜日

ケミカルの話

自転車に乗ってるなら、油さすくらいのメンテは誰でもやると思います。今日はそのケミカルの話。
ケミカルというと大雑把に分けると

・オイル
・グリス
・ディグリーザー&パーツクリーナー
・その他

になると思います。オイルはチェーンなどの潤滑に使います。グリスはベアリングやラチェット部などに使用。ディグリーザーは掃除をするときの汚れ落とし。その他はいろいろありますがメジャーなところではアセンブルペースト(ファイバーペーストとも言うかな)と呼ばれる滑り止めなどです。

オイルは一番使用する機会が多いケミカルです。ホームセンターの汎用オイルから自転車専用オイル、またその用途別のさまざまなオイルがあります。オイルというのはまぁ切らさなければそんなに何を使っても問題は無いのですがロードに乗ってると潤滑性、持続性、耐水性、汚れにくさ、オイルの粘度など様々なことが気がかりになってきます。私も昔は汎用オイルで済ませてました。以前はチェーンの潤滑ならKURE 5-56とシリコーンオイルスプレーを併用してました。まず汚れを取ってから55-6をさして、少しなじませた後に拭いて最後はシリコーンオイルという順番でした。これで結構長くやってました。ただ、そこまで持続性は無かったので今は自転車用のオイルを使ってます。使ってるのは オリジナル調合チェーンオイル(FINISH LINE テフロンプラス + クロスカントリー)です。CBNのレビューに詳しく書いてあります。↓
http://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=8855&forum=83

これで1年くらいはやってます。ちょっと汚れは目立つけど、潤滑性や持続性などは問題ありません。強いて言うならもうちょっとクロスカントリーの割合を多くして耐久性を増やすと良いかな?ってくらい。でもレースでも使うことを考えるとこれくらいが軽くて良いです。

次にグリス。これは専用品は使ってません。ホームセンターで売ってるAZの蛇腹グリスを買ってます。種類別の用途としては
 リチウムグリス ・・・ 万能グリスでベアリング、ねじ山等に使う

 シャーシグリス(カルシウムグリス) ・・・ ちょう度(グリスの硬さ)が低いのでフリーハブのラチェットに。決戦用にベアリングに使うことも。

二硫化モリブデングリス ・・・ 通常のグリスに比べると極圧性が高いので焼きつきの起きやすいチタンボルトを使うときにねじ山に塗るグリスとして使用

これでやってますが特に問題が起きたことも不満もありません。コスパは無茶苦茶良くて、大きな蛇腹で買ってきたのですがどれもまだまだ余ってます。蛇腹のままだと使いにくいので適当な容器に入れ替えて使うと良いです。

次にディグリーザー&パーツクリーナー。パーツクリーナーはホームセンターでAZのイエローという奴をいつも買ってます。特にこれも不満は無いです。正直、こだわらなければこれ1本で良いです。ただ、徹底的に綺麗にする場合はディグリーザーを使います。ただ、ディグリーザーは意外と高いので買ってません。使ってるのはマジックリンです。意外かも知れませんがマジックリンの洗浄力を舐めてはいけません。パーツクリーナーよりはるかに強いです。使うときはパークツールのチェーンクリーナーに入れてチェーンを洗浄したり、洗車するときに汚れの酷いところにスプレーして使ってます。恐ろしいほど綺麗になります。ただ、注意なのはマジックリンに長時間漬けとくと塗装が溶けたり、金属が変質したりするので、使用する時は手早く、そしてゆすぎは丁寧にする必要があります。ただ、どこでも手に入って強力に洗浄してくれるのは頼もしいです。マジックリンを使わない時は灯油を使ってます。これは汚れを溶かすだけですが、そこそこ綺麗になりますし高くても1Lで100円です。
ちなみにマジックリンは結構使ってる人多いみたいです。こちらをご覧ください↓
http://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6587&forum=83&post_id=11106#forumpost11106
http://www.cbnanashi.com/parts/2917.html

で、最後はその他。アセンブルペーストです。私はこれを使ってます↓
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%BC%E5%8F%A4%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E6%89%80-No-40-ANEX-%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%81%99%E3%81%B9%E3%82%8A%E6%AD%A2%E3%82%81%E6%B6%B2/dp/B0016VCIP2
 ANEX ネジすべり止め液
カーボンシートポストの滑り止めなどに使ってますが問題ありません。先日、シンテースのアセンブルペーストを使ったんですがそんなに変わりないですが、シンテースのものに比べると入ってる滑り止め剤が荒い感じはします。でも、小分けで売ってて更に近くのホームセンターで売ってるのでこれを使ってます。

こんな感じで使い分けてますができる限り専用品の使用を避けてホームセンターで手に入るものを使ってます。よっぽどでないとこれで大丈夫です。なので、高い専用品を買ってる人は一度試してみては?では、今日はここまで。

2012年5月26日土曜日

ダンシングの話 私のダンシング

ダンシングの話をしましょう。ダンシングって普通に使ってるけど、スポーツバイクに乗ってる人以外には伝わらない可能性があるんですよね。日本語で言うと立ち漕ぎです。

私にとってダンシングって難しいです。もちろんシッティングも難しいと感じてるのですが、ダンシングはそれ以上に感じます。
ダンシングはシッティングに比べると瞬発力は優れますが、持続性に問題があります。また、効率自体はシッティングよりも落ちます。下手くそにダンシングするとその効率はさらに落ちて、持続性も瞬発力もさらに悪くなります。また、個人的な見解ですがダンシングは平地でするものと、坂道でするものは別物になると思います。そして下手なダンシングをしてるとダンシングする意味が、シッティングで疲れた筋肉をわずかに休ませる位にしかならなくなってしまいます。そしてそのダンシングを治すというのは結構至難の技です。
方法はなくはないのです。ひとつは3本ローラーでのダンシング。不安定な3本ローラーで安定してダンシングできれば効率の良いダンシングが習得できますが、個人的にこれで習得できるのは平地用のダンシングしか習得できないと思います。で、坂道のダンシングはどうすればいいのか?と言うと実はあんまり思いつきません。3本ローラーで坂を再現するのは無理ですし、固定ローラーでは車体が固定されてしまうので効率のいいダンシングは習得しにくいと思います。
ただこれらはローラーがないとできませんし、いざ実践でと思うとなかなかうまくいかなかったりします。個人的に一番効果的だと思うのがツーリングバイクにサイドバッグをつけて走ることだと思います。できれば4サイド、前2つ後ろ2つバッグをつけてそれぞれのバッグに2.5kgくらい重りを入れると良いと思います。これもまぁ、結構用意するのが大変ですが効果は絶大だと思います。
サイドバッグを使ったことがない人はわからないと思いますが、重いサイドバッグをつけて走るのはなかなか大変です。特に前に付けるとハンドルがすごく重くなるし、曲げると急激にハンドルが切れるので安定して走るのには少しコツがいります。またサイドに重りが来ることで、ダンシングが振れなくなります。 振るとえらいことになります。振れなくはないですけど振ったらものすごく車体が傾いて戻すのにものすごい力を使いますし、車体が傾くことでバランスが崩れ、ハンドリングが悪化してることもあってまっすぐ走りにくくなります。これはシッティングにも言えます。
なので、この状態で安定して走れるようになる=バランスを崩さないようなペダリングができてる=いいダンシング&シッティングができる
ようになります。さらに、重りがついてることにより普段よりパワーを出した状態での綺麗なペダリングが習得できますから出力アップ&効率アップで効果は絶大です。これは私がいろいろな場所にツーリングに行ったり日本縦断することで発見した方法です。荷物をつんだツーリングバイクに乗ることはかなりいい練習になります。ただ、弊害もあって長いことこの状態で走ってるとペダリングは良くなるのですが、同時に荷物を積んだ状態で走ることの癖がついてしまうので、いざロードに戻すとパワーオーバーで漕いでしまいバランスを崩しがちになります。ただ、これも1週間も乗ってればすぐに元に戻り、良いバランス感覚だけが残るので大丈夫です。これでダンシングを習得するとかなり坂が楽になります。というかあんまりダンシングしなくなりますがwww
どういうことかというと重りをつけてのパワートレーニングとシッティングも綺麗になって効率が上がってるので単純に速く坂を上るならシッティング重視になります。ダンシングはリズムをつかむためや、時々の休憩、難所越えと最後のスパートだけになります。意味ねぇじゃんと思うかもしれませんが、ダンシングが強化&効率アップしてるのでこのダンシングをしてる最中にちゃんと休憩ができるようになり効率もアップしてるから長くダンシングできて、さらに出力がアップしてるので速く走れます。この効果はかなりあります。
用意がかなり大変なトレーニングですが、自転車にどっぷりハマりこんでる人ならセカンド、サードバイクも当然持ってるはずなので大丈夫ですよね(オイ!
持ってない人は知り合いでツーリングバイクを持ってる人にお願いして試しに走って見ると良いです。最初は普通の状態との違いに驚くはずです。では、今日はここまで。

爆睡 休息 レース準備

すみません。昨日はやたら眠くて夕飯食ってちょっと横になってたらそのまま朝でした。14時間睡眠とかよく寝たなぁ。昼寝もちょっとしたのに赤ちゃんか。おかげで大分、身体が回復しました。
実は、前に左脚がおかしいと記事を書いてからずっと脚に違和感がありました。左膝の裏の方の筋が少し痛んで、ずっと張ってるような感じでした。走るのにはそんなに問題はないし、自転車に乗ってる時は痛みを忘れるくらいなことでしたが、ずっと引きずってました。昨日、じっくり休んだおかげで大分良くなりました。まだ、完璧ではないのですが、来週末の大山OPまでには治るでしょう。
しかし、筋肉痛以外のこういう奴ってどうやって治すのが回復が早いんだろう?筋肉痛ならよく食べてプロテイン飲んでればだいたい問題はないのだけれど。こういうのはあんまり食事的な方法では効果的な方法が思いつかない。休むのが一番なのかな?マッサージはやってもいいのかな?こういう場合はやっていい時と悪い時があるから悩む。この時期はあまり休みすぎたくないのが現実だからジレンマだなぁ。怪我したら元も子もないし。とりあえず軽く走る位なら問題はないだろうから本当にかるーく走るくらいで、調整するくらいには乗っとこう。

さて、来週はヒルクライムなのでぼちぼち準備をしなきゃなりません。とは言うもののそこまでやることは多くないのですが。ヒルクライムではヒルクライム専用の超軽量タイヤと軽量チューブを使おうと思います。タイヤはこれ↓
Maxxis Mont Ventoux 20C
です。普通のタイヤは230g(23C)、ちょっと軽いのが200gくらいですが、こいつは132gとかなり軽いです。持ってみるとペラペラでいかにも危険な感じがします。間違っても普通には使いたくないですが、ヒルクライムでは話が別。ホイール外周部の軽量化は効果的で100g軽量化すると1kg軽くするのと同等の効果があるなんて言われてます。このタイヤにすると前後で140gくらい軽量化できるので1.4kgくらいの効果でしょうか?ただ、このタイヤ問題が他にもあって、かなりペラペラ、ふにゃふにゃなんでぐっと踏み込むと剛性不足を感じますので、タイヤの空気圧は高めにしなきゃいけません。なので、あらかじめ走っておいてどれくらいの空気圧に確かめなきゃいけません。前に使ったときはいつもどうりで行ったのですが、軽いもののダンシングすると腰砕けな感じがして若干走りにくかったです。
ちなみにこのタイヤもう生産してない?のかな?ただタキザワには在庫がまだあるみたいで夏セールに合わせてかなり格安で売ってます。欲しい方は今のうちに買ってみては?
http://www.takizawa-web.com/12summersale/tire/maxxis.html
またチューブはこれ↓
定番のパナのR-Airです。普通のチューブが100gくらいなのでこれに前後共交換すれば60g位は軽くなります。タイヤと合わせるとその効果は2kgの軽量化になるはずです。このチューブ、軽量チューブなのでかなり取り扱いは気をつけなきゃいけませんが。問題がなければそこまでパンクしやすいわけじゃないのでオススメです。もっと軽いのが欲しければMaxxisのフライトウェイトって奴があるのですがあまり軽すぎるのは不安なのでこれで。

このチューンをして色々試しておきます。本番はどうかパンクしませんように。一応、予備のチューブとCo2ボンベ持ちますが、パンクはしたくないです。では、今日はここまで・・・じゃなくてもう一つ記事書きます。2日分です。では次の記事で

2012年5月24日木曜日

3T - Doric Ltd シートポストを譲ってもらいました


CBNでnumero_neroさんから3TのDoric Ltdのシートポストを譲っていただいた。海外通販の約半額という超バーゲンプライス。このシートポストはやばいですねぇ。重量が凶悪です。
かなり軽いです。ただ太さが27.2なので私が使うにはシムを挟めないといけないのでシム分の重量はこれに追加ですがそれでも十分軽い。(追記 無駄なものがついていたので外したら‐6gでしたので重量は158gが正しいです)
私には初めてのタイプのシートポストです。今まではすべて一本締でセットバックのあるシートポストばかりでしたが、これは二本締でゼロオフセットです。ポジションが変わりまくったせいでゼロオフセットのシートポストが必要になり探してたところ譲ってもらいました。結構調整が大変らしいのでどうなるか・・・。ちなみにこの話譲ってもらうは昨日の朝にメッセージが届いて即決して、その日の午前に発送してもらったので今日届きました。慌ててアマゾンでシムも注文したんだけどアマゾンより早く届いたwww
3Tは好きなメーカーなんですよね。初めて使った3Tの製品はFUNDA Proフォークで、これが素晴らしい性能でした。それから色々使ってますがなかなか良いです。ハンドルだけは私の好みに合わなかったのが残念ですが、性能はしっかりしてましたし、品質もよかったです。380mm幅でリーチが80mm、ドロップが130くらいでエルゴノミック形状で、扁平加工のないオーソドックスなパイプを使ったハンドルがあれば使ってたんですけどないんですよね。RotundoとErgoNovaを足して2で割ったようなハンドル作ってくれないかな?サーベロとかと仲がいいので結構エアロに凝った製品も作ってますし、ほとんどの製品にPro、Team、Ltdとグレードが分かれていて一番低いProと高いLtdでは素材の差とかはありますが形状は同じなのでまずはProを買って試してよかったらTeamやLtdにグレードアップができます。なかなか親切です。

明日も走りに行くので早速使いたいところですがシムが届かないことにはどうしようもないので来週に持ち越しで、その状態でいきなり大山OPで実戦投入になりそうです。まぁ大丈夫だろう・・・たぶん。明日のコースを考えるので今日はここまで。

2012年5月23日水曜日

オルベア オニキス & 私のポジション遍歴

を弟が買う予定のようです。初ロードでオルベアのセカンドグレードとかやべぇ。しかもアルテ組らしい。私のロードより高くない?

まぁまだ完全決定ではないもののほぼ売約済の状態。2011モデルの中古で15万で譲ってもらう予定らしい。お買い得すぎる。ただ、弟はまだ自転車歴浅いので、今度、私が実物見に行ってサイズや状態を確認してから最終決定するとのこと。ペダルは是非、Timeを選ばせよう。そうすれば私も乗らせてもらえる。ついでに弟がロードに慣れてきたら私のRA6に乗ってもらって感想をもらいたい。多分、私以外が乗るとむちゃくちゃ乗りにくい、キツい!という声が聞こえてくると予想。なんか私までワクワクしてる。楽しみ。

で、次にポジションの話。ポジションについて悩んでる人は多いんじゃないでしょうか?特に競技をしている人は。最近はスペシャライズドのBG-Fitが人気ですが、私は背骨にまだ金具が入ってるので受けても、手術後にポジションが変化する可能性が大きいので受けてません。手術後には受けるかもしれませんが。
私のポジションは結構変化してます。まずロードに乗り始めたころはプロショップにフィッティングしてもらったポジションで乗ってました。この時、身長、股下、肩幅、腕の長さなど測定してもらい合わせてもらいました。ただ、結果から言うとあまり合ってはいませんでした。そこのショップを非難するわけではありません。そこのショップは少し昔のプロライダーのポジションデータから導き出された統計的な数値でポジションを出す理論を使っていました。特に珍しいことではなく今でも行われていますがこれが合いませんでした。そこから出されたポジションはかなりハンドルとサドルの落差が大きく。ブラケットもかなりしゃくり気味で下についてました。これで1年半乗ってました。ただ、その後速くなってくるといろいろと不満が出てきて、なんとなくどんなポジションが私が力が入れ易いか分かってきたので、感じた通りに調整しました。その結果、スペーサーを移してハンドルの上げて、ブラケットをおくり気味にして、ブラケットポジションで力が入りやすくしました。これはかなり良い感じでした。これでまた2年くらい乗ってました。
その後、 少し筋力が落ちたので更にポジションを楽にするため、ハンドルを上げてました。これは失敗。失敗に気がつくまで1年半くらいかかりました。ポジションが楽すぎて上半身の筋肉が使えてなく、速度が落ち、速度が落ちてることに気がついて踏むのですが上半身が使えてないので効率が悪く速度は上がらない、そしてさらに踏み込むという悪循環でした。楽すぎるポジションは一見は良く、調整中にちょっと乗ったときは感じがいいのですが少し乗り込むとキツイ。
その後はもう少しポジションをきつくすることにしました。ただここでハンドル周りのパーツを交換します。それまでは380mm幅でリーチが110mmもある一昔前のエルゴノミックハンドルを使ってました。これのせいでフラット部分は握りやすいのですが、ブラケットが若干遠く感じてましたのでショートリーチ80mmのハンドルに変えました。しかしそうするとブラケットは近くなりましたがフラット部分が握りにくくなったのでステムを20mm延長しました。その上でハンドルの高さを下げました。これが結構良く、力が入りやすく身体もコンパクトになって走りやすくなりました。ただ、ここで新たな悩みが、前傾がきつくなったので会陰部の圧迫が増えて痛みが強くなりました。その時はSLR GelFlowを使ってました。前はそれなりに効果があったのですが、ポジション変更後はあまり効果がありませんでした。この悩みは今でも続いてます。
で、ここまでポジションが変化してきてサドルさえ解決すればなんとかなるかなぁ・・・と思ってた時に事故に遭い、背骨を折りました。
再び自転車に乗り始めると今までのポジションでは乗れませんでした。背中が曲がらないのでポジションはかなり楽にハンドルを一番上まで上げて、ステムも短くして近づけて、更にサドルもクッション性のいいものにしました。これで何とか乗れるのですがもちろんひとつ前のポジションを更に楽にしたようなものなので力が全く入りません。背骨を怪我してるのでそもそも痛みで力があまり入らないのですが、入りにくいポジションがそれに拍車をかけて更に力が入らない状態でした。また背中が曲がらず、腰をかなり曲げて乗らなければならないため骨盤が寝て、かなり会員部を圧迫し痛みはさらに強くなってました。
現在はこれを解決するためにポジションを弄ってます。まだまだ調整中です。健康な体ではないので通常の理論が使えないので苦労してます。今なんでこのポジションになっているか自分でも説明はできませんが、今のポジションはそれなりにいい感じです。今のポジションは事故前のポジションを基準とすると、少しだけハンドルを上げて、ステムの長さは元に戻しました。サドルは相変わらずクッション重視ですが、サドルの位置がかなり変化。それまでサドルは後退気味のセッティングだったのですが今はレールギリギリまで前に出してます。これでなぜかいい感じのポジションが出てるのです。このポジションで昨日も走りましたし。前に比べるとハンドルとサドルは近くなり、落差は小さめです。背骨が曲がりにくいのにコンパクトな感じです。会陰部の圧迫は相変わらずですが、ASSOSのシャモアクリームを使うことで痛みを軽減してます。とりあえずしばらくはこれでやってみようと思ってます。なんだかまとまってないけどこんな感じで変遷してきてます。私のポジションはかなり感覚的なものです。一応、本や雑誌に乗ってる基本的なポジションを基準にはしてますが、それを基準として自分好みにいじって出来てる状態です。これが理論的に正しいかどうかは分かりません。ただ、個人的には一般的な数値で計算してしまうポジションより感覚で出したポジションの方が信頼できると思います。全く理論を無視するのはよくないですが、自分の身体から出るメッセージをきちんと読んでポジションをいじるほうがいいと思います。ただこれには結構経験がいりますが・・・私も失敗しながら改良してるわけですし。
ポジションで悩んでる方は、 身体に耳を傾けてポジションを変化させてみてはどうでしょうか?プロにやってもらうのもありですが自分の身体は自分が一番わかってるはずです。もしかしたら劇的に改善するかも?ただ失敗すると悲惨なので、いじる前のポジションを忘れないようにメモしたりしときましょう。では、今日はここまで。

2012年5月22日火曜日

160kmライド モンスターエナジーの驚異効果


走ってきましたよ160km。いやきつかった。やっぱりこの身体だとキツいです。背中と肩の痛みがひどいです。でもこのコースでこの距離を走れたので出雲路センチュリーライドは大丈夫ですね。しかも今日は結構向かい風もキツかったし、結構アップダウンもあったので平坦基調ならもう少し長く乗れそうです。
で、今日のライドで一番驚いたのはモンスターエナジー。モンスターエナジーとは何ぞやって人もいるかと思いますがアレです。レッドブルと同じようなエナジードリンクです。モンスターエナジーは最近発売になりました。これです↓

 以前にもレッドブルは飲んだことがあります。これも飲むと異常に元気になるとか合法ドーピングだとか色々言われてます。キャノンボーラー等には好評な飲み物ですが、私の場合はあまり効果を体感できませんでした。で、これも半信半疑で今日飲みました。結構疲れてきた100kmの時点で最後のブーストに飲みました。
そしたらえらい効く。以下のような効果がありました。

・身体が熱くなる ←ちょっとおかしい
・汗が異常に出る ←ちょっとおかしい
・いつもヘたる坂でヘタレない ←おかしい
・坂でギアを1枚残して登れる ←おかしい
・あろうことか坂のダンシング中にアウターを使う ←かなりおかしい
・疲労や痛みが消える ←これはヤバイ!

こんな感じです。ちょっと効きすぎて怖かったです。最初のうちは結構カロリーが高い飲み物なのでどうせ血糖が上がったからだけだろうなぁと思ってたのですがこれが40kmも続くとそうは考えられません。成分的にはレッドブルに似てるし、味もそっくり。じゃあ違いはなんだろう・・・と考えたのですがレッドブルには入ってない成分が1つありました。
高麗人参です。ちょっと調べてみたのですが高麗人参にはサポニンという成分があって、抹消血管を広げて、血行をよくし、中枢神経を刺激して、代謝を促進するらしいです。他も見てみると中にはやばそうなくらい効果があると書いてあるところも。高麗人参は高級品なのでそこまで入ってはないとは思いますけど、これが原因なのかな?とりあえずえらい効きました。まぁ後の成分も多少影響しそうなものはありますが大きく違うのはここなんでこれかなぁ?
ただ、これドーピングに引っかかるんじゃね?って思ってます。ロードレースは世界一ドーピングに対して厳しいスポーツです。モンスターエナジー自体はF1やスポーツのスポンサーをしていたりするのですが、ロードレースチームはありません。ロードレースチームのスポンサーしててそのチームが飲んでたら安心して飲めますが、この効き方からするとロードレースでは引っかかる可能性がありますね。私自身もレースでドーピングはしたくないので、ロングライドで本当に疲れた時だけ使うようにします。効果は凄かったんですけどねぇ。なんの成分が原因かもわからないし。なんかステマみたいになりましたが試してみる価値はあると思います。355mlで200円とレッドブルに比べればお得ですし。では、今日はここまで

2012年5月21日月曜日

怪我後初のロングライド


明日はこのコースを走ってこようと思います。怪我後、初のロングライドです。これまではせいぜい80kmくらいしか走ったことありませんでしたが、いつまでもそうしているわけにはいかないので。
160kmで途中600mクラスの峠もありますのでなかなかのコースです。明日に備えてバイクもメンテ。万全です。後は私自身の身体が持つか・・・・。多分大丈夫だと思います。色々書こうと思ったけど明日に備えて早めに寝たいので今日はここまで。明日み元気が残ってるか分からないけど、明日以降でまとめて書きます。

2012年5月20日日曜日

日本縦断中の回復 私流トレーニングの極意

昨日の記事の続き。08年に日本縦断旅行をしたのですがその時はほぼ毎日100km以上、荷物を積んで走ってました。そりゃまぁ1ヶ月もそんな自転車漬けの生活をすれば速くなります。しかし、その間病気や体調不良とは一切無縁で走れたことは自分でも驚きで、思った以上に速くなりました。それを支えたのがいろいろなケアによる回復だと思ってます。
日本縦断中はこんなことをしてました

・運動前には必ずストレッチ
・常に補給を心がける
・消費したカロリーをきちんと補充
・マルチミネラル、マルチビタミンのサプリメントで栄養補給
・毎日、温泉でストレッチ、マッサージ、交代浴法
・7~8時間の睡眠の確保と規則正しい生活

とこんな感じです。これ、よくよく考えるとかなり恵まれた状況です。マッサーとかは居ないのですがほぼプロと同じような生活です。栄養補給とケアと規則正しい生活が揃うことで身体を酷使しても強力な回復でどんどん鍛錬できて、トレーニング効果が非常に上がるんだと思います。それくらい回復は重要なんだと思います。
とは言うもののこれは別に速くなるためにやってたことではありません。とにかく日本縦断中に体調を崩したくなかったからです。日本縦断中は毎日、どんな天候でも走ります。猛暑でも、たとえ土砂降りの雨でもお構いなしです。濡れたまま峠を下ることもあります。なので病気のリスクはとても高くなります。しかし、全く病気とかにはなりませんでした。むしろあの時が人生の中で一番健康だったと思います。脚の不調すらありませんでした。とにかく毎日、元気がありドーパミン出まくりだったと思います。日に日に速く走れるようになるので次の日はもっと上を目指して・・・毎日100kmTTをやってたような感じでした。
その時の経験から健康には気をつけるようにしてます。特に今は怪我の影響もあり、予測できない体調不良等もあったりするので。健康なことは速くなる第一歩、それが私のトレーニングの極意になってます。では、今日はここまで。

2012年5月19日土曜日

回復

昨日走ったため今日はちょっと筋肉痛でした。なーんか脚がだるい感じ。
で、回復を早めるにはどうするか?いろいろな方法がありますが私がよくやっている方法は
・ストレッチ
・マッサージ
・ゆっくりお風呂に入る
・リカバリー用コンプレッションウェアを活用
・プロテイン
・ビタミン&ミネラルサプリメント
・たくさん食べる
・たくさん寝る

です。
ストレッチとマッサージは本当によく効きます。ストレッチもマッサージも特別なことをしてるわけじゃありません。ストレッチは屈伸したりアキレス腱伸ばしたりとラジオ体操を参考にして疲れたなーと思うところを伸ばせるようにしてます。マッサージはふくらはぎ、すね、太ももを重点的にマッサージ。お風呂で石けんをマッサージローションの代わりに使ってやってます。片足5分位でしょうか?それくらいします。
そしてゆっくりお風呂に入る。血行を良くするのと同時に気分を和らげて筋肉の強張りを解します。もし温泉に行った場合は温冷交代浴という入り方をします。たしか今中大介氏がやっていた入り方で昔持っていたトレーニングブックにあったのですが40度位のお風呂で温まったあとに、2分水風呂に浸かってその後また暖かいお風呂に2分浸かって・・・と2分ごと交互に風呂と水風呂を行ったり来たりします。最低でも3回はやります。こうすることで血行がよくなって回復が非常に早まりますし、水風呂に入ることがアイシングにもなります。これは個人的にはすごく効くのですが家ではなかなかできないのが難点。家だと水シャワーという手もありますが水風呂の方が気持ちいい。
次にリカバリー用コンプレッションウェアの活用。これは最近行なってますが、あくまで補助的なものです。今までの3つのことやるだけでもかなり効果的なので。私が使ってるのはこれ↓

2XU - PWX コンプレッションリカバリーレギンス
http://www.wiggle.co.uk/ja/2xu-pwx-compression-recovery-leggings-1/

劇的に効果があるって訳じゃないのですがこれを着けて寝るとだるさや痛みが緩和されてリラックスできますし動くときも、だるさや痛みをあまり感じずに動けるので翌日はほぼこれを着たまま過ごします。そうすると夕方には足がすっきりしてます。

で、ここからは食事的なもの。まずはプロテインですが・・・これは以前紹介しましたね。こちらの記事をお読みください↓
http://sujigane.blogspot.jp/2012/04/blog-post_17.html
これに更にクエン酸を追加するのもありです。梅干もいいですけど。
ついでにビタミンとミネラルのサプリメントを飲んでます。これも劇的に効果が・・・って感じではないのですが激しい練習後でも体調を崩すことが少なくなるようなので飲んでます。ただ取りすぎは良くないので一日に1錠のむタイプより1日3錠飲むタイプにして調整しながら飲んだほうがいいと思います。プロテインにはある程度ビタミンが入ってたりしますし食事でも取りますので。
で、最後にたくさん食べてたくさん寝る!これが一番手軽ですね。ダイエットのために運動してるから・・・といって食べない人もいますがそうすると栄養不足で体調を崩しかねないし、何より身体が常に欠乏状態になってしまって再びもとの食事をすると身体がものすごく栄養吸収してしまい結果的にリバウンドしかねません。食べ過ぎはダメですけどちゃんと食事を取りましょう。その時はカロリーは消費してるので腹8分目より腹9分目くらいは食べてもいいと思います。体重を減らしたいときは、食べるときにいきなり油物や肉等にいくよりまずは野菜を食べるなどしてお腹を落ち着かせてから行くと食べ過ぎを防げます。ちなみに真面目に運動してれば代謝が活性化するので食べても太らなくなります。私の場合は日本縦断中は毎食ご飯2合+おかず= 1300~1500kcalと途中の補給が1000kcalで一日でだいたい5000kcal食べていましたが体重は48kgから42kgくらいまで痩せました。その後もシーズン終まで42kgキープ。シーズンオフとそのあとでも食事でも毎食ご飯1.5合位は食べ続けましたがずっと45kg以下でキープしてました。
そして睡眠。ちゃんと寝ることは重要です。寝る子は育つのです。7時間は必ず寝るようにしましょう。眠くなった時に寝る!それだけです。ただ、夏場は身体を冷やさないように注意しましょう。
このくらいですかね。明日ももうちょっとこの話題を書こうと思いますが今日はここまで。


2012年5月18日金曜日

大万木山 飯南ヒルクライム2012


とても難しいコースでした。脚の調子がむちゃくちゃ悪かったのもあるけどかなり大変でした。個人的には大山より遙かに難しいコース。コースは↑こんな感じです。公式ページのマップが分かりにくかったのでスタートとゴールが若干曖昧ですが。
コースを覚えるのと、セッティングをどうするか調べるために今回は走りに行きました。まず、コースですが非常に難しい。ただ登るだけならそこまで難しくはないのですがタイムを縮めようと思うとかなり難しい。前半は結構激しいアップダウンが続きます。ここで脚を使ってしまうと後半にバテるので気をつけなきゃいけないのはもちろんですが、ここの走り方でタイムはかなり変わってくると思います。特に上位を狙うならココでしっかりタイムを稼がなきゃならないでしょう。それでいて後半に足も残さなきゃいけないというジレンマがあります。後半はいよいよ本格的な上りですが、森の中の細い道をうねうね進みます。視界が悪いのでコースを覚えないと先のコースが読めません。そして斜度が結構変わります。これは最後まで変わりません。ゴール付近でも結構斜度が変わります。ゆるくなるところもあればきつくなるところもあり、タイムを縮めるなら緩くなったところではきっちりタイムを稼がなきゃいけません、緩いところでは稼いで、きついところはロスを最小限にとどめるような走り方が良いと感じました。道路は前半はまぁ綺麗ですが、森の中に入ると結構荒れてます。今日の時点では杉が大量に落ちてて、大きな木の枝や石などが散乱してました。レース前に清掃するそうなので多少は良くなると思います。また道に沿って縦に割れがあるところもあったのでハンドルを取られないようにしないといけません。なんにせよ絶対試走しといたほうがいいです。

セッティングはちょっと悩みます。タイヤは行く前は本番は20Cにしようと思ってましたが今日のコースの荒れ方、本番前の清掃が終わった後の状況次第では23Cにしようと思います。また、何箇所かグレーチングもあったので20Cだとハマる恐れもあります。
ギア比も結構難しい。単純に全体の平均斜度を見ると前は34T、後ろは23Tでいいのですが前半のアップダウンや斜度が頻繁に変わることを考えると後ろは25Tの方がいいかもしれない。ただ、あまり軽いギアを使うとそれに甘えてしまってタイムを落としかねないからなんとも言えないけど。
とりあえずもう一度は必ず走りに行きます。そこで判断します。特に今日は調子が悪かったこともあって23Tでいっぱいいっぱいでしたが調子がいいならいけそうなので。とりあえず予想以上に難しいコースだということは分かったからそれは大きな収穫です。では、今日はここまで。

2012年5月17日木曜日

軽量化を考える

軽量化は最もシンプルなスペックアップで、軽量化したことにより失うものがあることもあるが、基本的には軽量化すれば移動に必要な運動エネルギーは減るから楽に走れる。特にヒルクライムだと顕著。もちろん軽量化しても恩恵を感じ取れない人はいるにはいる。ただ、5kgの重りを持ち上げるのと1kgの重りを持ち上げるのでどっちが楽かと聞いてどっちも同じという人はまずいないだろう。物理的に効果は確かにある。
ただし、自転車というものはなかなか難しく、軽量化も単純には行えない。軽量化することで失うものもあったりするからだ。よく言われるのが剛性。軽量化したことにより剛性が失われて、結局のところ頑張って踏んでもその力がうまく伝わらないなど、フォークだったら剛性不足でカーブが安定しないとか。ブレーキに関してはあまり説明しなくてもわかるか。軽量ブレーキを使ったら制動力が下がったなど。また、軽量パーツはムダを省くためにメンテナンスや調整に必要な機構が省かれてて使いにくいなんてこともある。
更に言うと公式の大会に出る場合には軽量化も限度がある。UCIが定めるルールでは6.8kg未満の重量のバイクは使用禁止になってる。なので大会に出る場合は最低でもこれ以上にしないといけない。最近のカーボンフレームだと1200~1300gだと重い部類かな1000g位は珍しくないし、フラッグシップになると1000g以下は当たり前みたいな状態。なのでプロなんかはわざわざ重りを入れたりしてることもある。ちなみに私のRA6はフレーム単体で1490gなので決して軽いものではない。どちらかというと重いフレームだ。ただ、それでも工夫を凝らせば6.8kg以下にすることは可能だ。それについては前回の記事で↓
http://sujigane.blogspot.jp/2012/05/blog-post_14.html

なので、今回はバイク以外の軽量化について考えてみようと思う。軽量化というとバイクに目が行きがちだが、他の物の軽量化も実は結構バカにならない。私が使ってる軽量シューズのGiro Polight SLXだがTimeのI‐Clicのクリート込みで実測227g(片足)である。以前使ってたシマノのシューズは同じくクリート込みで331g(片足)だった。
Giro ProLight SLX クリート込み

 SH-R151/E ワイドタイプ クリート込み
このシマノのシューズも決して安物ではなく2万円程度した。それどもGiroのシューズにしただけで208gも軽量化。かなり軽量化できます。ちなみに軽量化は回転してる部分を軽量化すると効果的(これの理由を説明するのは難しいのでパスします、気が向いたら書きます)なのでこの差はかなり体感できました。
シューズ以外も軽量化できる。私が使ってはいないがヘルメットも効果的だ。有名なのはOGKのレジモス、モストロ、MS-2だろう。
レジモス

モストロ

MS-2これらは190~220gくらいで普通のヘルメットが270~320gくらいなので80gくらい軽量化できる。ヘルメットの軽量化というと安全性が心配になるかもしれないが、これらはいずれもJCF公認になってるし、プロが海外で使用している実績もあるので心配はないだろう。
他の軽量化の案としてはウェアがある。これは実測してないしスペックがわからないのでなんとも言えないのだがタキザワで売っているTC エアロワンピース
 これも普通に売ってるジャージ+パンツと比較するとワンピースになっているから軽いらしい。パットも薄くなってるらしいのでヒルクライムくらいしか使えないかも。ちょっと調べてないのでわからないがエアロワンピはTT以外の競技で使えないのかもしれない。ロードレースでは使用禁止になってるかもしれないので注意。
後、自転車以外の軽量化で考えてるのがメガネ。私はメガネをかけているのだがメガネも軽量化できそうだ。眼鏡市場でゼログラというメガネのモデルがある。これは軽量化を目指して作られたらしい。私のメガネは19gだった。目が悪いので結構レンズが重いのかもしれないが、超高屈折レンズとこのゼログラのシリーズのフレームを合わせれば多少は軽量化できるかもしれない。ただ、これは本当に微々たるものになりそうだ。

こんなところでしょうか?でも現実的なのはシューズとヘルメットくらいだよね。ウェアは制限があるしパット薄いし、メガネはそもそもかけてない人にはどうでもいいし。ただ、シューズとヘルメット合わせると290gくらい軽量化できるのでやる価値はあると思います。お金掛かるけど。

ただまぁ一番安くて効果的なのは身体の軽量化ですがwwwきちんと練習を頑張って痩せればそりゃ速くなります。私は現在45kgくらいですが、自転車に乗る前は48kgくらいでした日本縦断したら43kgになりました。そうなればそりゃもう速くなりますよ。毎日100~150km自転車に乗る生活を1ヶ月して-5kgですから。本当に身体が軽かったです。なので、まずは走ることが大事ですね。走って速くなったらその先を目指して軽量化をしましょう。では今日はここまで・・・・

と言いながらこれ欲しいなぁ。

Planet X Ultra Light CNC Brake Calipers With Swissstop Pads
 http://www.planet-x-bikes.co.uk/i/q/BCPXULCNC/planet_x_ultra_light_cnc_brake_calipers_with_swissstop_pads

2012年5月16日水曜日

大会の参加費って結構馬鹿にならないよね

飯南ヒルクライムと出雲路センチュリーライドの参加費振り込んできました。なかなか参加費が高い。飯南ヒルクライムが5000円、出雲路センチュリーライドは7000円。飯南ヒルクライムは許せるけど出雲路センチュリーライドはもう少し安くならないのかなぁ?12000円あったらサドルやタイヤ買えるし。
金曜には飯南ヒルクライムのコース走ってきます。どんなコースか見て、覚えてセッティングも考えないと。

後半に斜度がぐっときつくなるコースで、前半は大したことないコースなので後半にどれだけ脚が残せるかが勝負の鍵ですね。ずいぶんレースのスピードで走ってないからどれくらい走れるかわかりませんが頑張ります。まぁその前に大山オープンがあるのでそこで久々にレースをするので感じ取ってこよう。ちなみに前年度の優勝者の方とは何回かレース会場でお会いして一緒に走ったことがありますが、とても勝てるような人じゃありません。とくに今の状態では全く歯が立たないでしょう。でも出来る限り頑張ります。一応、入賞くらいは目指そうと思います。では、今日はここまで。

2012年5月15日火曜日

ハートレートモニター続き

今日は雨の中走ってきました。距離は30kmほどなので短めですが。ハートレートモニター使用2回目です。今日は実験のためにちょっと寄り道。
私が使ってるハートレートモニターはPOLAR RS300というやつなのですが、よくあるタイプで胸に心拍計測バンドを取り付けて測定する無線タイプです。無線タイプというと心配になるのが混信。これがどの程度出るのかちょっと試してみました。
結論から言うと混信はあります。ただ、通常は全く問題ありません。混信するのは特定の条件だけで変電所の近くを通ったり、無線を使用中のトラックやバスが横を通り過ぎたりするときくらいです。ログがおかしくなるくらいで基本的に問題ありません。少し困ることと言えば、混信して異常値を叩き出してから元に戻るラグがあるくらいでしょうか?20秒くらいかかる感じです。これは多分なんですが、POLARのシステム的に極端な値の減少は電波が途切れたと勘違いしてある程度、送られてくる信号を見て誤り検出を行なっているからだと思います。こうした方が値が動きまくってむちゃくちゃな表示にならないので理にかなってると思います。ただ、もうちょっと復帰が早いといいけど。
そして私の使ってるRS300は心拍数を表示するだけでなく、現在の運動強度を表示することができます。自分の安静時心拍数と最大心拍数を入力しておくと、現在どれくらいの運動強度で心臓が動いているかパーセントで表示してくれます。これが非常に便利。心拍計を使う理由は、心拍を知りたいからじゃなくて現在の運動強度を知るためなので見やすくていいです。一目でオーバーペースがわかりますし。そして、前回と合わせて2回とも雨の中使用しましたが今のところ不具合はありません。 非常に満足してます。


ただ、ちょっと不満もあります。一つ目は見た目が安っぽいこと。1万ちょっともしたのにこの安っぽさはちょっと・・・私がオレンジを買ったから?なんか500円くらいの腕時計って感じです。正直言ってホームセンターの1980円の腕時計の方がよっぽど高級感あります。

もう一つはやたらボタンが敏感なこと。特に正面にある赤いボタン
下のやつです。これが結構敏感で、腕時計代わりにつけてるとしょっちゅう物が当たって心拍の受信待機モードになります。もうちょっとここのボタンは固くてもよかったのでは?まぁ運動中に押しやすいようにって意図でしょうけど。それくらいですね。不満は。
あ、あとこれをつけたことにより私のハンドル周りが

 大分ごちゃごちゃしちゃってます。ポジションライトは別にあるので、昼間走るときはHL-EL520のライトは外しますがいちいち外すのもなぁ。マウントホルダーも検討しないといけませんね。でも520の重さに耐えれるかな?では、今日はここまで。


2012年5月14日月曜日

左脚がおかしい・・・ 軽量化妄想

左のふくらはぎが少し変。痛かったり、腫れてたりするわけじゃないんだけど何か違和感がある。ずーっとだるい感じ。先日の大山の下りで身体が冷えて左のふくらはぎが攣ったんだけど、その後のケアを怠ったからまずかった?とりあえず少し様子見ですね。それまではあまり激しい練習はできませんね。
さて、明日は私は休みなのでどこかへ行こうと思っていたのですが・・・雨みたいです。うーん、午後は曇になってるから多少でも天候が回復してくれたら走れるんだけど。回復してくれたら平地メインのコースで脚を気にしながら走ります。

そしてヒルクライムが近づいてるので軽量化の妄想をしてます。現在の私のRA6は量って見たところ7.99kgでした。重いパーツは

サドル Bontrager Select 360g
タイヤ Continental GatorSkin 25C 300g(前後で600g)
ホイール ACLASS ALX440SL 1555g
クイックレバー 前 ACLASS付属品 51g
           後 三本ローラー用の鉄クイック 100g 

とこんな感じなのでそれぞれを思いっきり軽量化すると

サドル ノーブランドフルカーボンサドル 96g(-264g)
タイヤ continental PodiumTT 19C 195g(前後で‐210g)
ホイール ノーブランド 24mmカーボンチューブラー 996g(559g)
クイックレバー KCNC ロードスキュアー 前後44g(-107g)

合計‐1140g
車体重量7.99kg→6.85kg

と以上でUCIの規定ギリギリラインの重量になります。サドルとタイヤがロードレースだと心配なので交換したとしてもサドルが+80gくらい、タイヤは前後で+50gくらいで済むので十分です。なお更に軽量化を求めるとブレーキをPlanetX Ultra Light CNC Brake Calipersに、ハンドルをEC90とか、ステムのボルトをフルチタン化したりすれば6.8kg以下にもなります。そうするとホイールをリムハイト35mmくらいのカーボンチューブラーにしても7.1kg位にできます。
ただこれだけ軽くすると財布もかなり軽くなります。とは言うものの上の案なら12万くらいでなんとかなるので貯金して目指そうと思います。では、今日はここまで。

2012年5月13日日曜日

ACLASS ALX440SL 静音化ハブ


先日、走っていたらなんかハブがうるさくなっていた気がしたのでメンテナンスしました。
もともとそこそこうるさいハブだったのですが、いつもよりなっていましたので、ちょう度1のカルシウム系のグリス「AZ シャーシグリス」を詰めました。ちょう度が高いグリス(一般的なグリスはちょう度2)を詰めるとフリーの中の爪の戻りが遅くてハブが滑ってしまうことがありますので柔らかいグリスを使います。普通ならシマノのデュラのフリーハブグリスという専用のグリスを使うのですが、これもどうやらカルシウムグリスで同じくちょう度が低いものなので、ほぼ同じ今回のグリスを買ってきました。ちなみにこちらが遥かに安いです。おっきなじゃばらチューブに入って128円でした。
で、メンテし終えたのが上の動画。ほぼ無音です。シマノより静かです。チェーンの音の方がうるさいくらいになりました。ちなみに回転自体はそこまで改善した感じはありません。まぁグリスが詰まってる量が増えてるのでそれが多少フリクションになってるのでメンテのプラス効果とグリスを詰めたマイナスで丁度0になったんでしょう。まぁ静かになったからよかったのですが。
ほぼ、すべてのハブはこういったメンテをすることで多少なりには静音化できます。メンテに自信がある方は挑戦するといいかもしれません。もっともハブは爆音じゃないとだめなんだ!って人もいるかと思いますが(笑)では、今日はここまで。

2012年5月12日土曜日

タブレット続き HTC EVO Wimax

久しぶりに書きます。タブレットネタです。以前書いたときはやっぱり7インチだよなーって言ってましたが・・・その後、色々試してみると4~5インチサイズでも良さそうです。
車にスマートフォンホルダーつけてGPSを使ってみたのですが意外と4.3インチのHTC EVOでも使えました。なら、これでも良いんじゃね?ってなったので結局4.3インチのHTCを活用する形で再検討になりました。またHTCをしばらく使ってみましたが、防水ケースを作るのは厄介そうです。
これなのですが、
 まずこの青で囲った部分。ホームボタン等があるのですが、これが静電タッチ式なのです。なのでここも通電性を考えて作らないと操作ができません。IS04はここは機械スイッチだったのでケースを検討するときも、そこは厚いゴムとかでも大丈夫で楽でしたがこれはそうもいかない。タッチパネルと同じように薄い透明なシートで覆わないといけません。次に
 これ、これが一番厄介です。この青い囲った部分は画面の電源スイッチなのです。画面の照明が消えてスリープになった場合、このスイッチを押さないと復帰できません。なのでここをちゃんと押せるような設計のケースにしないとスリープに入ったら使えなくなってしまいます。IS04ではこのボタンは画面したのHTCで言うホームボタンがあるところにあったので特に考えてなかったのですが、こいつそうもいかない。なんとかサイドボタンも操作できるようにしないといけません。

と、このように様々な問題が出てきましたので、もう一度設計してます。夏までにはなんとかしようと思いますが・・・ただ、マウントに関してはミノウラあたりから良さそうなスマートフォン用マウントが出てきたのでそれを活用しようと思います。そして、どうやってモバイルブースターや外部電源を取り付けるかも考えないといけません。まだまだかかりそうです。夏までにはなんとかしたいです。では、今日はここまで。

2012年5月11日金曜日

大山下見 雨 ハートレートモニター投入

大山OPのコースの下見に行きました。OPで走るコースはこれ↓


距離は短いですが斜度が結構あります。特に後半は平均斜度10%なのでなかなか。前半は6.5%なので割といけるんですが。麓までは曇りでしたが途中から雨がザーザー。レインウェア持って行ってなかったので結構濡れました。下りは寒かった。
さて、今回は初のハートレートモニター 投入でしたが、これはすごい!予想以上に便利です。すごくペース管理がしやすい。今まで使わなかったのがアホみたい。ただ、初心者よりある程度、分かった人が使う向けですね。ある程度、走れる人がもう少し効率良く、速く走るためにって感じです。あと、意外と脂肪燃焼の運動強度は楽ということが分かりました。今まで感覚でやってましたが明らかに頑張りすぎでした。どれくらい効果が出るか分かりませんが、痩せるだけなら怠け癖がついてしまいそうです。
そして今回もリアは34×23Tで行ったのですが、意外と大丈夫だった。ゴール300mくらい前までヘタることなく、失速なく走れました。昔は39×27で結構きつかったのに。マシンのおかげですね。今日は天候が悪いことが予想されたから相変わらず25Cで行きましたが本番はヒルクライム用の超軽量20Cのタイヤを使うのでこのまま本番もリアは23Tで行こうと思います。やっぱりコンパクト使うならよっぽどの坂でない限り23Tで十分ですね。
また、怪我をしてから長らくアップライトなポジションで走ってましたが今回、ステムを2cmほど下げました。意外と大丈夫でした。ある程度上半身も使えるので走りやすい。もうちょっと下げてみるか。ポジションもまだ調整しようがありますね。

マシンも完璧ではないけど十分使えるものがあり、様々な機器も投入。 身体も完全ではないし、前みたいにすることはできないけど調子は上がってきてる。レースで結果を残せるよう頑張ります。では、今日はここまで。

2012年5月10日木曜日

大山

明日は休みなので大山にいこうと思います。大学のサイクルイベントで走るコースの下見。もう何度も走ったけど約2年ぶりなのでしっかり感覚を掴んでこないと・・・。ただ、このコースは結構斜度がきつくて昔は39×27で登ってたけどきつかったから。明日の状況次第ではリアは25Tにしようかな。この間の枕木山でもわかったけど23Tじゃあ斜度がきついとパワー不足で失速する。坂での失速はいいことが全くない。ケイデンスは落ちるし、ふらつくし。回復できないし。重いギアで失速するくらいなら、同じ速度でも軽いギアを回したほうが疲労回復できるから有利なんだよね。とりあえずそこらへんの判断が重要。もうひとつのコースなら多分23でもいけるんだろうけどね。あと、昨日書いたハートレートモニターも使ってみます。これは初めてなのでどうなるかな?
大山を何度か上った後は赤崎あたりを走って距離稼いできます。明日は少し寒いようなので服装に気を付けよう。では、今日はここまで。

2012年5月9日水曜日

ハートレートモニター

注文しました。明後日の午前には着くはず。POLARのRS300Xというのを買いました。↓
 ハンドルマウントも買ってあるのでロードで使用するときはハンドルにマウントします。それ以外は腕につけて。もっと安いモデルもあったけど、とりあえず1台ならこれが機能的にしっかりしてて良さそうだったのでこれにしました。ハートレートモニターは他にもSUNTOとかSIGMAとかも考えましたが、SUNTOは評判がいまいちだし、SIGMAは評判が安定してない。GARMINは代理店がアレなので論外(海外通販ならいいけど)。なら一番売れてるPOLARにとりあえずしとこうという感じです。使ってる人も多いようなのでトラブルの対処法なんかも見つけやすいので万が一何かあってもとりあえず大丈夫かな?本格的に効率のいいトレーニングにはハートレートモニターが有効なのは知ってたけど使ったことはなかったので色々勉強しないと。あと、これがあれば自分がどれくらいの強度で走ってるか分かるからサボらなくなるwwwそして意外と速度が遅くても心拍が上がって絶望しそう(笑)今度の金曜にまた走りに行こうと思うから使ってみます。レビューはその時にしようと思います。しかし、これでハンドルには速度、ケイデンス、距離がサイコン、タイム、心拍がこれに表示されるからワット以外の情報はほぼすべて一覧できるようになった。情報をうまく使いこなさないと。では、今日はここまで。

2012年5月8日火曜日

ギャー!

今日は枕木山に行ってきました。目的はもちろん島根のHUYの壁と呼ばれる19%の激坂。予想より遥かにきつかったです。
まず登ったのがこのコース


これは思ったより楽でした。一気に登るわけじゃなくて所々、斜度がゆるくなるので乳酸を分散しながら走れます。殆どの人がこのコースなら脚をつかずに登れると思います。次に登ったのがこちら
 

こっちはエグイ。特に分かれ道で左に行ってから合流するまでがえげつない。このコースの方に19%の標識がありました。スマートフォンで写真も撮ったのですが、なぜかデータが消えてた。くそう・・・。このコースは久々に心が折れかけました。マジで脚を着きかけました。ギアは34×23で上ったのですがかなりキツかった。ちょっとだけ19%があって、あとは大したことないだろうと思ってましたが、再び合流するまでずっと10~19%の坂が続きます。本物のHUYの壁みたいです。今年のHUYの壁ではロドリゲスが抜け出して勝ちましたが、あの斜度であの速度で飛び出して、あの長い距離を行ったのはどう考えてもおかしい。同じ人間とは思えない。しかもあの人たちこの斜度をフロント44Tとかで登るらしいです。どんな脚だよ・・・
このコースを知るきっかけになったCBNのkinさんと同じ場所で、同じ構図で19%の標識と写真を撮ろうと思ったのですが、その標識が見つからず結局3回も頂上まで登りました。そのせいで時間食って大山にはいけませんでした。でも、思った以上に楽しかったです。かなりいいヒルクライムコースです。近くにある道の駅「本庄」まで車で行き、そこから走りましたが本庄はファミマもあってベースにするにはちょうどいいです。
ヒルクライム後はウォームダウンと距離を稼ぐために中海1周してきました。走行距離は55kmでした。また走りに行こうと思います。今度はちゃんと写真を撮らないと。では、今日はここまで。

2012年5月7日月曜日

枕木山と大山 ギア比の話

明日行ってこようと思います。枕木山は19%の激坂目的、大山は6月頭にある大学の走行イベントの下見に。久々に外を走ります。ずっとローラーなのでペダリングが乱れてないか心配です。乱れてたら松江あたりで平地練習もします。
さて、最近悩みなのがギア比、ロードに乗り始めたときはフロント52×39とリア27‐12を使ってました。今使ってるのは50×34とリア23‐11です。なんというかインナーの34Tが使いにくいんですよね。前は50×36と25‐13を使ってたのですが、ヒルクライムするならこれくらいが良いですね。34は上りはいいもののちょっとした平地などでは軽すぎるし、50Tとの組み合わせだと歯数差が大きいからフロント変速した時のギア比の変化が激しすぎる。もうちょっと少ないと良い。そう言う意味だとフロント39Tは意外と良かった。実際、39Tでもきちんとトレーニングしてる限りではそんなに問題ではなかったし大山でのベストタイムを出した時は39Tを使ってた。なのでPCD110の39Tインナーも欲しい(36Tは持ってる)。ただシマノは出してないんだよね。36Tに関してはCXのコンポで出てるから手に入らなくはないけど。次のDURAの9000系だと36Tのチェーンリングも増えるみたいだけど、PCD110の39Tは出してくれないだろうな。スギノとか他のメーカーのもの漁るか。後、今回のDURAからクランク長を167.5mmにしてるんだけどこれもどうだろうな?股下は68cm位だけど昔は170mm使ってて、そのあと165mm使ってた。170mmでもよかったけど乗り始めて4年目くらいに膝に痛みが出た。165mmは踏みにくいと感じた。なので中間の167.5mmを選んだが果たして・・・。もしかしたら170mmの方がよかった?ベストタイムが出たときもそれだったし。でもDURAのクランクなんてそうホイホイ変えれるものじゃないから。とりあえずしばらく使ってみよう。では、今日はここまで。

2012年5月6日日曜日

合うか合わないか7900 DURA

私は7900のDURA-ACEを使ってます。性能はもちろん良いのですが、いくらか気になることがあります。
7900系のSTIの形があんまり好きじゃないんですよね。私は手が小さく(グローブは必ずSサイズ)握りにくい。ひとつ前の78、66、56系のSTIに比べると付け根あたりが太いんです。79系では付け根に変速メカが移動してきたので仕方がないのですがこれは私にとってマイナスです。7970の電動DURAのSTIだと変速メカがなくなってるので細くなってるみたいです。更には、シフトケーブルがハンドルバーに這わす形になりメンテナンス性が低下、またSTIのワイヤーの引きが明らかに重くなってます。直前まで5600の105を使ってましたがこちらのほうが明らかにワイヤーの引きが軽かったです。推測ですがワイヤーがハンドルに這わすためフリクションが増加、また変速に必要なレバーのストロークが減少したため力が集中したというのが原因ではないでしょうか?
あくまで私の勝手な想像ですがこの79系のDURAのデザインは電動を前提としたデザインで、従来のメカ式にはあまりむいてない設計になってるんじゃないかと思ってます。実際、握りの太さも変速の硬さも電動にすればすべて解決します。個人的にSTIは78系で後は79系にするのが一番いいような気がします。今だからこそ言えますが78系のSTIのデザインは本当に素晴らしいと思います。握りやすさと変速の軽さは素晴らしい。メカ式を前提としたデザインなので79系より優れてると思います。これからシマノがどうするか分かりませんが、メカと電動では、最高の性能を目指す場合、同じデザインではいけないと思います。メカにはメカ用の、電動には電動用のデザインが必要だと思います。そこらへん考えてくれないかなぁ。まぁ電動の値段がメカ式とほぼ同じ位の値段にしてくれるなら良いんですけどwwwでは、今日はここまで。

2012年5月5日土曜日

サドル

スポーツバイク、それもロードに乗る人ならなにかしら不満があることが多いサドル。合わなかったり、硬すぎたりといろいろあります。私もかなりの数のサドルを試しました。覚えてる限りだと

・クロスバイク購入時についてきたサドル
・GIANTグレートジャーニーのふかふかの穴あきサドル
・Bontrager Select
・SELLE ITALIA SLR GelFlow
・VELO クラシックサドル
・VELO ロングテールサドル
・SELLE ITALIA FLITE GelFlow
・Fizik ARIONE Versus
・SELLE ITALIA XO FLOW

 これらを試しました。結局まだ満足いくサドルは見つかってませんがとりあえずはBontragar SelectとSLR GelFlowあたりはまぁ使える感じです。全然ダメだったのはVELOクラシックサドルとFLITE GelFlowでした。これは相性最悪。
私の悩みとしては、長距離乗ると坐骨したの足の付け根あたりにデキモノができる、会陰部が圧迫されることです。特に後者は長年悩まされてますが今まで試した穴あきサドルはあんまり効果がありませんでした。ものによっては穴があいてないBontragar Selectの方がマシでした。サドルに関する痛みを語るときによく出てくる話題の一つとして骨盤を立てろとよく言われます。骨盤を寝かせるように乗ると会陰部を圧迫しやすく、力も入りにくいとかなんとか。雑誌なんかにもよく出てくる話題です。たしかに骨盤を立てて乗ることを意識すると力が分散しやすく、痛みも出にくいのですが、実際そんなのは幻想だと思います。特に力が入りにくいというのは私はよくわからないです。きちんとポジションを調整すれば問題はないです。そりゃ、骨盤立てること前提のポジションでそうしたら力は入らないでしょうけど、調整すればいい話です。プロはみんな骨盤立ててる!なんて言われもしてますが、寝かせてるトッププロもいます。そんなことより結局はサドルの上で快適に過ごせるかということです。で、私の場合はポジションは骨盤を寝かせるようになってます。昔はもう少し骨盤を立てるポジションだったのですが、事故で背骨を痛めて、金属のプレートが背骨に入ってる関係から骨盤を立てるポジションは身体的に不可能になってます。なので、口やかましく骨盤を立てろなんて言われても無理なんですよね。
そういった悩みから骨盤を寝かせても大丈夫で、会陰部を圧迫しにくいサドルを探してます。自分の経験や色々な方のアドバイスを聞く限りでは今のところスペシャライズドのROMIN EVOというサドルが良さそうです。価格もべらぼうに高くなく、軽量。会陰部の痛みに限るならSMPという選択もありますがあちらは高いので。スペシャのサドルが試乗できる機会がないのでまたバクチになりますがそのうち買おうと思います。
ただ、ヒルクライム等の比較的短時間しか自転車に乗らない場合の決戦用としてフルカーボンサドルも物色中です。ノーブランド台湾ものだと5~6000円で手に入るんですよね。重量は驚異の100gアンダー。形状はSLR風ですが、少しRがあるような感じです。 ほんとにカーボンの板なのでクッション性は皆無だし、表面はツルツルで滑るみたいですが、ヒルクライム用としては悪くないかも。これも試したいです。では今日はここまで。

2012年5月4日金曜日

決戦用ホイール

今日も走れなかった。くそう・・・まぁしゃあない。相変わらずローラー台です。メカの話題を最近書いてなかったので今日はメカの話題。ロードバイク乗りならひとつは欲しい決戦用ホイールの話題です。
ところで決戦用ホイールとはなんでしょう?なんとなく使われる言葉ですがちょっとこれは語弊があるかも、一般的に使われる場合は決戦用ホイールと言っておきながら本当に決戦用じゃなかったり。ただのハイエンドホイールだったりします。本当の決戦用ホイールになるとレース以外ではほとんど使う気が起きないようなホイールだと思います。まぁBORAとかを普段使いする人もいますが。今日は普段使いもできるハイエンドホイールと本当の決戦用ホイールの2つを書こうと思います。
まず、普段使いもできるハイエンドホイール。まずハイエンドホイールとはどういったものでしょう?個人的な意見を言うと大体、定価で10万以上のホイールがそれに当たると思います。そこらへんのホイールとなると完成車についてくるホイールやミドルグレードのホイールと比較するとかなり性能が良いです。この価格くらいになるとどういったホイールが変えるかというと、大手メーカーのトップグレードアルミホイール(もしくはアルミとカーボンのコンポジット)が購入できます。有名どころを上げると

シマノ WH-7900-C24 TL ¥96,705
フルクラム レーシング0 クリンチャー¥142,800
マビック キシリウムSL ¥126000

となるますかね。全部定価です。ここらへんのモデルになると実際はレースでも十分に使えるだけの性能があります。特にシマノのC24 TLなんかはアルミとカーボンのコンポジットモデルですが、ブレーキ面がアルミなためブレーキングが安定し、グランツールを走るようなプロでも雨の日はブレーキ性能を確保するため選ぶことがあるそうです。レーシングゼロの赤のモデルはそのド派手なルックスから見た目もかなりいいです。キシリウムSLはもう何年も売れ続けてる定番のアルミハイエンドホイールです。最近はアルミとカーボンのコンポジットや安いフルカーボンも出てきましたから少し影が薄くなってますが、まだまだイけます。これらのホイールは比較的癖が少なく、万能に使えます。私はここにはないのですが、WH-7801-SLというシマノが出していたアルミハイエンドホイールを使っていたことがありますが素晴らしい性能でした。普段使いのWH-561というホイールから交換しただけで11kmのヒルクライムコースでタイムが一気に一分半短縮したくらいです。
ここらへんの価格のモデルが出せる金額のラインになってくると思います。これくらいなら貯金すればなんとか・・・というラインでしょう。上の価格は定価なので実売はもう少し安くなりますし。また
それぞれのインプレなんかはCBN http://cbnanashi.net/cycle/index.php
を参考にしてください。 ちなみにどうしても出せない人にはこれらのモデルには一つ下の廉価版があり、細かなところを除けば十分な性能がありますシマノはWH-RS80-C24、フルクラムはレーシング1、マビックはキシリウムエリートです。これらの実売価格になるとぐっと価格も下がりますし家族がいる方も同意が得られ易い価格になると思います。

次は本当の決戦用ホール。ここらへんになると定価20万以上がざらになって、フルカーボンが当たり前になってきます。そしてディープリムホイール等も登場していきます。 ここらへんのホイールになってくると難しいのが万能選手ではなく割と特化した性能をもつホイールが出てくるので自分のスタイルや脚質と相談する必要があります。(もちろん万能なモデルもあります)ざっくり言うと平地向けか、山岳向けか。ただ平地向けが全く山岳がダメというわけでも、山岳向けが全く平地がダメというわけでもありません。なんたって決戦用ホイールですからどちらもかなりの性能があり、その性能はハイエンドホイールに勝るとも劣らずというレベルです。ただ、その中でも特に優れた部分があるので、その一番美味しいところをいただくために選ぶ必要があるということです。特に競技レベルで使うのですから重要です。
この価格帯はモデルを上げておすすめするのが難しく、私も試乗くらいしかしたことがないので割愛しますが、リムの高さで大体分けることができます。リムの高さが30ミリ以下が山岳、38ミリ以下が万能と山岳、50ミリ以下が平地と万能、それ以上が平地向けという具合です。
ただ、中には反則的なホイールもあって平地も山岳もどちらの性能も、他の特化したホイールレベルの性能をもってるホイールというのがあります。有名なのがLightweight社のホイールです。プロが契約違反を冒してまで勝ちたいレースでは使うホイールです。ただし、これらは前後セットで70万くらいして、更には徹底的な軽量化のためメンテナンスに必要な機能が排除されていて実質的に使い捨てだったり、ちょっとした段差に突っ込むと壊れたりとかなりデリケートなのでまず私たちが使うことはないでしょう。夢のホイールです。気になる方はどうぞ↓
 http://www.intermax.co.jp/products/lightweight/

とまぁこんな感じです。私は後者の決戦用ホイールを買うつもりですが結構悩んでます。私はクライマーで、勝ちたいレースもヒルクライムなのでリムの高さの低いフルカーボンが欲しいのですがシマノが出してないんですよね。シマノは35ミリのWH-7900-C35 TUが最軽量モデルになってます。前はWH-7850-C24 TUというモデルがあったのですが今はないみたいです。7900もC24 TUがあれば間違いなくそれにするのですが、シマノさんまた作りませんか?
で、他のメーカーで探すと価格がかなり高くなってしまいます。そこで最近考えてるのは台湾生産のマイナーメーカーのカーボンリムと有名メーカーのハブ、スポークを合わせた手組みホイールです。
リムは24ミリのフルカーボンチューブラーにハブはDT Swiss 240S、スポークはSAPIMのCX-RAYを使って、私は体重が軽いのでフロント16のラジアル、リアは16の1クロスの特殊組にすると1000gを切るくらいの超軽量ホイールが11万くらいでできます。もちろんいろいろと懸念はありますが、リム以外は一級品でリムも比較的安く交換ができるのでメーカーの保証がなくても修理が楽です。また意外と見た目も良くなります。
上がリア、下がフロントです。意外と完組っぽくなります。
組む場合は特殊な組み方なのでほぼ自分で組むことになりますが、それも楽しみと考えるなら悪くないです。性能がどうなるのかわからないというのも不安ですが。もう少し考える必要がありますね。では、今日はここまで。

2012年5月3日木曜日

グスン・・・

明日こそ枕木山に・・・と思っていましたが無理になりましたorz 明日は実家の飲食店の手伝いをしなければならなくなりました。まぁ天気もあんまり良くなかったから諦めよう。となると次のチャンスは来週の火曜日、もう少し待とう。
その代わりにいつも走ってる練習コースを走ろうと思います。大体以下のようなコースを走ってます。
 

そこそこ上りはあるのですが、これが私にとっての平地練習コース。私の近所では平地が無いんですよ。山に住んでるから仕方がない。もう少し坂をなくすこともできるけど、そうなると距離がちょっと足りない。平地での練習や流すメニューが組みにくいのが悩みです。そして個人的にはもっと長い坂があるといいんだけど、そこそこの長さの坂が点在するくらいなんですよね。でも、車は少なくて走りやすいです。
とはいえ油断してると事故に遭います。実際、遭いましたし。ほとんど自転車とか歩行者がいないから車も油断してるんですよね。交通量が少ないところこそ、車が見てない、気づいてない可能性があるので要注意です。
明日は午後まで働いて、終わったらこのコースを走ってこようと思います。相変わらず坂はアウター固定とかしてパワートレーニングしときます。最近少しずつ脚も太くなってきたみたいです。そこそこ効果は出てきてると思います。適当なところで回転系のトレーニングに切り替えて心肺も慣れさせておかないと・・・。では、今日はここまで

2012年5月2日水曜日

もうすぐジロ

もうすぐジロ・デ・イタリアが始まります。5月5日からです。あ、Jスポの契約しとかないと・・・。本当はジロまでにBDレコーダー購入するつもりだったけど間に合わなかった。ツールまでには何とかしないと。しかし今年のジロはどうなるんだろう?別府も出るみたいだけど活躍してくれるかな?コンタドールが今年は出れないから絶対王者が不在なんだよねぇ。エヴァンスやアンディもツールに的を絞るために出ないみたいだし。もちろん速い選手はいるんだけどねぇ。個人的にはホアキン・ロドリゲスに頑張って欲しいところ。今年のフレッシュ・ワロンヌのHUYの壁のラストスパートには痺れた!総合優勝は無理だろうけどどっかのステージで活躍して欲しい。また、コンタドールが居ないのでイタリア勢は本気で優勝狙ってくるだろうからイタリア選手同士の争いも見たいね。あ~楽しみだ。もうちょっとだなぁ・・・では、今日はここまで。

2012年5月1日火曜日

肩肘を張らなくていい自転車

今日は家の周りを10km位走っただけですが、やっぱりロードに乗ると頑張ってしまう。ちょっと散歩するつもりだったけどついついメーターを見てはもう少し頑張らないとって思って踏んで回してしまう。やっぱり気楽に走れる一台が欲しいねぇ・・・。
さて気楽に走れる自転車ってどんなのだろう 。個人的には以下のような特徴があると思う。

・金属フレームで、剛性が高すぎることのないもの
・タイヤは25C以上の太さ
・フラットペダルもしくはトークリップ付き
・ギアは軽め
・速く走るのがしんどい

って感じかなぁ。今のはタイヤ以外思いっきり上の特徴に反してるし。 でも何より大事なのは一番最後の「速く走るのがしんどい」こと。
速く走るのがしんどい自転車なら、速く走ろうとは思いません。ならなんでスポーツバイク乗るんだよwwwって感じですがこれ重要。速く走れるなら、そりゃ一応レーサーやってますから速く走ってやろうと思うのですが、それがしんどいなら話は別。そもそも速く走る目的でないものなら無理に速く走ることはなく、遅くても言い訳できますしねwwwだってDURA-ACEつけてて20km/h以下でタラタラ走ってたらカッコ悪いじゃないですかwww
なので、速くは走れないけど20km/h位なら楽に走れ、疲れにくい自転車そんなのがいいですねぇ。もろにそれってツーリングバイクだけど。グランフォンドバイク系もいいんだけど、最近のグランフォンド系は性能が良くてプロなんかもレースで使ってるんだよねぇ。なのでDOMANEとか乗ってたら「カンチェと同じもんに乗ってるんだから・・・」って考えてついつい頑張ってしまいそうです。
アルミ又はクロモリで乗りやすいバイクが欲しいなぁ。と、ここまで妄想しながら結構これは現実的な話だったり。弟がビアンキのクロモリに乗ってるんですが大分ボロボロなので新しいクロスを買ってあげようかなと、でビアンキは私がもらってレストアすればほぼ上の要求を満たす自転車が。パーツも古いけど、3300系のSORAが余ってるしそれで組めば安上がり。それに仕事に乗っていく通勤バイクも欲しいし。とりあえずある程度は貯金だな。また悪魔のシート作っとくか。
では、今日はここまで。