2012年9月10日月曜日

ビックギア&抵抗低減

さて、パーツネタを書きましょう。今日はビッグギアについてです。
最近のバーナーのビックプーリーがちょっと話題です。どんなものかというとこんなやつです。↓
プーリーギアを大径化してます。理由は抵抗の低減です。ここでの抵抗は2種類あります。ひとつは回転抵抗、もう一つはチェーンの摩擦抵抗です。大径化すると、プーリーの回転速度が下がるので回転抵抗が下がります。そして大径化すると同時に、プーリーの部分を通るチェーンの曲がりが小さくなるのでプレート同士の摩擦が小さくなります・・・と言われてます。
私の場合一つ目の回転抵抗はあんまり信用してませんが、2つ目のチェーンの抵抗の低減は結構信用なるような気がしてます。チェーンの抵抗って見逃しがちなのですが、私は結構大きいと思ってます。チェーンクリーナーで丁寧に洗浄して、オイルを注した後だとかなりペダルが軽く感じます。まぁ信じる信じないは人それぞれなのですが、このパーツはツール出場選手などが使ってたりします。なので、全く効果がないというわけではないでしょう。また、こういうのは速い選手じゃないと効果がないということもありますが、この場合は遅い人でも十分効果があると思います。このパーツの場合は、重要なのは回転抵抗とチェーンの抵抗です。速い人の方が、プーリーの回転速度が速いというわけではありません。そう言う人は、重いギアを踏んで速く走ってますから。また、チェーンも同じです。遅い人でも、軽いギアを回してればチェーンの速度も、プーリーの回転速度も上がりますから、速い人と同じです。重要なのは平均ケイデンスです。重いギアをグイグイ踏む人は恩恵が少ないかもしれません、逆にカシャカシャ回す人は効果が高いでしょう。
で、そんな感じで魅力的なのですが、このパーツ無茶苦茶高価なんです。製造してるところが小さな会社なのでプロ優先供給になってて我々には手に入れにくくなっていて。手に入るルートも限られてます。そしてそんな希少なパーツなので設定価格もものすごく高くなってます。トライスポーツが販売してますが、DURAのディレイラーとセットで56,700円です。DURAのディレイラーが18000円くらいですから、この大経プーリーとプレートで38,000円くらいということです。ただのでっかいプーリーとプレートだけなんですけどね。
ただのでっかいプーリーとプレートならなんとか自作できないか?最近そう考えてます。あれこれ考えながらパーツボックスを見るとこれが見つかりました。
シマノのALTUSという非常に廉価なグレードのディレイラーです。一応系統としてはMTBようですが、こいつはガイドプーリーが13T、テンションプーリーが15Tとバーナーと同じです。そうなると流用して、ロード用のディレイラーと組み合わせれば作れるかもしれません。早速ばらそうとしたのですが本体側プレートがなかなか厄介な感じです。Cリンクで固定してあるようなのですが、非常に取りにくいです。なんとか外せないかもう少し様子を見ます。どちらかと言うとこれからとりたいのはプーリではなくプレートの方です。プーリーは実はKCNCが15Tのメガプーリーを出してるのでそれを使おうと思います。そもそもこのALTUSのプーリは7s用なので10sではうまく動かない可能性が高いですし。このALTUSの流用は調べると私以外にも挑戦してる人がいるようなので、情報を集めながらやろうと思います。意外と面倒な感じがしてますが。
だだ、これもやってみないとわからないのですがALTUSを分解してプレートを流用するより、ALTUSにKCNCの10s対応メガプーリーを導入して、10sに対応させてつけた方が手軽そうです。重たいですけどね。では、今日はここまで。


0 件のコメント:

コメントを投稿