2012年10月23日火曜日

耐久ラン 400km 反省②

今日は耐久ランの反省の続きです。今回はメイド服で走るということをしたのですが、今回はそれを軸に書いていきます。

今回、メイド服で400kmを走るという挑戦をしたのですが、なかなか困難を極めました。本番では試走段階で気がつかなかった問題が多く出てきました。やはりメイド服は自転車に乗るための服ではないですね(当たり前だ!)でも、短距離なら問題はないですし、少しだけ手を加えれば長距離も問題なさそうです。では、本番で浮き彫りになった問題を一つ一つあげていきましょう。

・背中にポケットがない
メイド服なので当たり前なのですが、レーサージャージのように背中にポケットがありません。これは予想以上に不便でした。自転車に乗るときにレーサージャージ以外を着ることが殆どなかったので忘れてましたが、ポケットは非常に重要です。走りながら補給食を食べたり、信号待ちで止まってる間にさっと地図を取り出して確認したりできません。ポケットがないのでハイドレーションバッグを背負って行きましたが、やはりバッグでは手間です。今回、道を間違えた原因のひとつでもあります。確認が面倒で走ってたら道を間違えました。
 対策としてはメイド服にポケットをつけることが直接的な解決策ですが、なかなかに手間です。流石に背中にポケットがついたメイド服なんて売ってませんし、オーダーしたら作れるでしょうがお値段が大変なことになりそうです。楽な解決策としては、上だけ真っ黒で地味なジャージを着ることでしょうか?メイド服はエプロンを付けるので、意外と真っ黒なジャージを着てても前からはそこまで変にならないと思います。私の持ってるメイド服はワンピースタイプでしたが、そうでないやつならスカートだけ履いて、上はジャージにするといいでしょう。

・スカートの空気抵抗が大きい
試走段階である程度分かってましたが、本番でしっかり走るとより強く感じました。やはりバタついて足回りに抵抗を感じました。向かい風だと顕著です。でも、これはいい点もありました。寒いところではスカートが風を遮ってくれるので寒くありませんでした。これも改善したいのですが、スカートばかりはどうしようもないですね。これはメイド服である宿命でしょう。

・ウィッグが重い、蒸れる
今回は、メイドさんになるために黒髪ロングストレートのウィッグを被って走ったのですがこれがものすごく邪魔でした。
まず、すごく重量があります。走り終わって測ってみましたが280gもありました。これは少し重いヘルメット1個分の重さです。これとヘルメットを被れば頭に500g以上の重りをずっとつけて走ることになります。それはもう大変です。すごく首や肩が疲れます。なのでロングストレートのウィッグをつけて走るのはおすすめしません。セミロングまででしょう。また、ロングだと髪を束ねてもやはり邪魔です。ポニテにして走りましたが、走ってるうちに乱れたりしてきます。
そして、これはフルウィッグの宿命かもしれませんがすごく蒸れます。幸い、耐久ランは気温が低かったのでかえって暖かい場合もありましたが、昼間は暑かったです。髪の量が2倍以上になるのですから蒸れても当然です。ウィッグを被って走るなら、あらかじめ髪はかなり短くしといた方が良いと思います。
また、ウィッグの分だけ頭が大きくなりますから場合によってはヘルメットがきつくなってしまいます。私の場合少しキツかったです。髪を切っておけばマシだったかもしれませんが、そうしない場合はワンサイズ大きいヘルメットが欲しいです。
次にメイド服で走る場合はウィッグはセミロングに変更しようと思います。

今回はメイド服での完走は失敗に終わりましたが、問題点がきっちり見えてきました。来年も耐久ランを走るつもりなので、問題を一つ一つ潰して、次は完走しようと思います。では、今日はここまで。

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