2012年12月27日木曜日

みんな大好きR500

昨日のTwitterは というタグで大盛り上りでした。
それはもうまさかのトレンド入りするくらいに。
R500とはもちろんWH-R500のことです。シマノの最廉価ロード用完組ホイール。
これですね。
WH-R501 前後セット 仕様:700cクリンチャー[CL]

現在は型番がWH-R501となってますが、リムに貼られてるシールはR500となってます。
型番こそ違うもののR500とは変わらないと思います。年代によってデザインが微妙に違うもののかなり前から売られてるモデルです。
性能は絶対的な評価をすると褒めれたものではありません。
重量は1900g以上あり、もって重くて走っても重いホイールです。
ハブのシール構造も簡素で、定期的にメンテナンスしないとやばいことになります。
そのかわりとても頑丈で、この価格のホイールとしてはスポーク数が少なくF20R24なので空気抵抗は意外と少ないです。
かなり多くの方が使ったことあるホイールじゃないでしょうか?
セットで1万円なので、完成車についてきたホイールを壊した時の補修用にしたり、元から装着されたりしてることがあります。
また、意外に思われるかもしれませんが、20万以上するようなロードバイクにもこれが付いてくることがあります。これは、コイツの性能が良いからじゃなくて本当に走る人はホイールは自分の好きなものを使いたいので、中途半端なミドルグレードホイールを付けると値段が上がり買う人にとっては無駄になるので、コストダウンするためについてきます。まぁこれなら練習用として使うなら無駄になりませんし。

我が家にも5年前に購入したR500があります。未だなお健在で、弟のクロスバイクについてます。
半年に1度か2度くらいはハブをグリスアップしてますし、フレも定期的に見て直してるのでここまで持ってると思います。
ただ、流石にリムが削れてきててリムバーストしそうなのでそろそろリムの組み換えしないとまずいかも。それでもたった1万のホイールがここまで持ってくれてるので非常に助かります。

なんだかんだでみんな大好きなホイールのようで、何かしらこいつに思い出があるようです。
私もこのホイールで日本縦断をした思い出があります。
しかもスタート直前に佐多岬でディレイラーハンガーを折ってそれまで使ってたホイールとRDをお釈迦にして、鳥取に直帰してこのR500を買って急いで直してスタートしました。
元ついてたホイールがかなりあれだったのでこれに変えた瞬間はすげぇ!こいつ進むぞ!ってなりました。まぁ縦の剛性はかなりあるので。横は弱いですけど。
そしてシール構造は簡素と書きましたがそのおかげか、ある程度馴染むとハブはかなりよく回ります。先日触った時も異常にヌルヌル良く回るのでちょっと驚きました。やはりシマノのハブはよく回りますね。 定期的にメンテすることが必須ですけど。

そんなR500も最近では少しバリエーションが増えて、エアロスポークが採用されたWH-R501 Aやリムハイトが30mmになったWH-R501-30などが出てます。
ただ、個人的にはAや30はまた別のモデルかなー?って思ってます。やっぱりプレーンスポークで、リムハイト24mmなのに糞重いホイールがR500だと思います。
正直、2万円以上のホイールを持ってたり、完成車に付いてくるホイールからスペックアップを狙って買うようなホイールではないので、オススメしにくいのですが、練習用のホイールやヒルクライム修行、精神鍛錬用に買うのはアリだとおもいます。
私はツアーにも使いましたが実はツアーにはあまりオススメしませんw
横剛性が低いので荷物を積むとカーブや段差を越えるときに気をつけないといけないので。スポークが少ないので、スポークが折れてしまった時も大変ですし。予備スポークもってすぐに張り直せるならいいでしょうけど。

なんか、好きなホイールではあるんですけど、この文章読んでも欲しくなりませんねw
まぁしゃあないと思います。 でも、取りあえずこれを使ってみるのはアリだと思います。
これを最低ラインとして考えると良いホイールの判断がしやすくなります。
買うのが面倒な人は知り合いの自転車仲間とかに持ってないか聞いて、貸してもらいましょう。
これを貸すのをためらう人は居ないはずです。
では、今日はここまで。

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