2012年12月4日火曜日

Retroshiftというシフター

CBN Formusで面白いシフターを発見しました。
Retroshiftというシフターです。サンツアーのコマンドシフターに近い商品です。


Quickshift from Retroshift on Vimeo.

http://www.tkcproductions.jp/?pid=39339644
TKCさんが取り扱ってるらしくお値段は13,800円。シフトレバー本体にはSL-7900を買ってきて使えば良いようです。
アイディアとしては非常にシンプルですが、構造が恐ろしく簡単なWレバーを使用するので故障の心配も少なく、壊れたとしても修理や、応急処置が楽そうです。
シクロ向けに作られたようですが、ツーリングにも良さそうです。
ツーリングバイクに現在でもWレバーが多く使われてる理由は、STIとフロントバッグを使用するとバッグの大きさやハンドルの幅によっては干渉してしまうからです。
STIはレバーを内側に押し曲げて使用しますが、ハンドル内にバッグがあるとレバーが接触してしまい。変速ができない場合があります。
対処法として小さいバッグを使ったり、幅の広いハンドルを使う方法がありますがそれではバッグの意味が薄れますし、変に広いものを使って肩や腕が疲れてしまっては快適なツーリングはできません。
なので今でもツーリングバイクにはWレバーが使われてます。
とは言うもののWレバーは、STIに慣れた現代サイクリストにはやっぱり不便で、モノによってはバーエンドコントローラーをつけてお茶を濁してる場合もあります。バーコンならSTIほどではないですが多少レバーまでの距離が短くなるので利便性は上がります。
しかし、結局STIに比べるとまだまだ。STIはなんせブレーキレバーと一体、レバーのあるところにシフターもあるのですから。
それをSTI等のデュアルコントロールレバーを除いて実現しようとするとRetroshiftかコマンドシフターのようなことになります。まぁもっとぶっ飛んだこといえば電動変速つけてブレーキレバーに自作ボタン内蔵するという手段もありますが、現実的ではありません。
Retroshiftとコマンドシフターを比較すると、
コマンドシフターはレバーの横、ハンドルの内側に付けることになります。そうなると場合によってはバッグと干渉してしまいます。
Retroshiftだとブレーキレバーの頭頂部(といえばいいのか?)に付けられてるのでコマンドシフターよりか干渉の心配は少なそうです。
なのでRetroshiftの方を来春までに作るSurlyにぶち込んでやろうかと思います。若干値段が上がってしまいますが、面白いバイクになるでしょうし、レビューのネタにもなるのでぼちぼち準備していきます。
では、今日はここまで。

1 件のコメント:

  1. Thanks for noticing our shifters :)

    Recent review posted here:

    http://www.cxmagazine.com/retroshift-cx2-cyclocross-shifters-brake-levers-review

    Bag usage can work: http://www.flickr.com/photos/retroshift/8241101783/in/photostream

    Cheers!

    The Goats

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