2013年2月1日金曜日

昨日はすみません 今年のダウンアンダーのバイク

昨日はすいません。書き忘れてました…
今日また2つ書きます。

さて、2013年のロードレースシーズンはもう開幕してるんですよね。
先月からツアー・オブ・ダウンアンダーがスタートしてます。
生では見れませんが来週からJsportsで放送するのでそれで観戦しようと思います。

さて、こういったレースで気になるのは選手はもちろんですがそれと同じくらい、いや私にとってはそれ以上に選手の使ってるバイクが気になります。
ということで今日はダウンアンダーで活躍中の選手が使ってるバイクについてみてみましょう。

引用元はこちら
 ダウンアンダーを走った全UCIプロチームバイク 第1弾 グリーンエッジ、BMC、ロット編


まずはグリーンエッジ
サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)のスコット FOIL: photo:Kei Tsuji


スコットのフラッグシップFOILに9070DURA、SRMクランク、カーボンホイールとプロスペックスタンダードといった感じでしょうか?
こういっちゃ失礼かもしれませんが普通すぎて面白くないですねw
まぁ気になることといえば使ってるタイヤ。
コンチネンタルのコンペティションというチューブラータイヤを使ってるのですが、23Cではなく25Cを使ってるようです。
これはなかなかに興味深いです。自転車には様々な宗教がありますが最近、新興宗教で25C教というのがあります。
25Cの方がタイヤの変形が少なかったり、エアボリュームによるクッション性から外乱に強く、転がり抵抗が少ないという話があって最近ではプロの間で25Cを使う人が増えてるようです。
実際、重量は増えてしまうのですがタイヤは太いほうが抵抗が少なくなり、グリップも増して有利というのはよく知られてます。モータースポーツではよく言われることです。
あんまり流行らないのは人間の出力はたがか知れてるし、疲労もあるので重量増のデメリットが大きいからなんですね。ホイール外周部の重量が増えると上りは一気にきつくなりますし。
私たちのレベルを考慮すると平坦なら良いかもしれませんが、様々なところを走るなら23Cの方が良いかもしれませんね。
ただ、近年のカーボンリムは無茶苦茶軽量ですから、それと組み合わせればそこまで悪くないかも?
で、タイヤの話ばっかりですがホイールもちょっと気になりますね。無地のカーボンリムにSHIMANOって文字が書いてあるだけ。本当にシマノかな?プロトタイプか、偽装ホイールですかね。この写真だけじゃどこのものかは分かりません。

次はBMC
フィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシングチーム)のBMC teammachineSLR01: photo:Kei Tsuji


ジルベールが乗ってるアルカンシェルスペシャルペイント仕様のtimemachineSL01です。
BMCのエアロロードですね。去年から穴を塞いだエアロヘルメットが流行ったりと多方面でエアロが流行ってます。今年はエアロロードに乗る選手も多いようです。
こちらもシマノなんですが供給が間に合ってないのか9070ではなく7970を使ってます。
ホイールもそうですね。
まぁコンポの差が速さの決定的な差にはならないので問題ないですが、供給はいつからなのかな?
ちょっと面白いのはBMCのサドルのスポンサーはフィジークらしいのですが、ジルベールだけは
セライタリアのフライトを使ってるようです。ただ、契約違反にならないように表皮は張替えてるっぽいです。ジルベールだからこそ許されるんですね。他のアシスト陣だとなかなかこうはいかないでしょう。

次、ロットベリソル
 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)のリドレー NOAH FAST: photo:Kei Tsuji


 リドレーのNOAH FASTにカンパのEPSですね。
これはグライペルのバイクですが、彼は世界トップクラスのスプリンターなので色々と凄いです。
まずハンドルはDEDAのクランプ径φ35mmのスーパーオーバーサイズハンドルを使ってます。
彼のパワーを受け止めるのにはこれくらい必要なのでしょう。私は26mmで十分なんですけど・・・
あと、この写真では通常のBORAですが、ど平坦ステージだと80mmのスーパーディープ仕様のBORA ULREA80を使用してたそうです。80mmなんか普通の人にはロードレースで使うのは絶対無理ですよ。彼のトップスピードを活かすには必要でしょうが凄い・・・エアロロードにスーパーディープ。リアだけディスクにしたらそのままTTに行っても不思議じゃないような感じになると思います。
 あと、この写真のバイクじゃないのですがリドレーには今年新しく発売するFENIXというモデルがあります。これは石畳などのクラシックレース向けのグランフォンドバイクの部類です。
フルカーボンでフレーム15万円程度と非常にリーズナブルなのですが、なんとこれグライペルが実際にレースに使ってるんですね。
良いものなら値段は関係ないでしょうが、この値段のバイクにプロが乗るってのはかなり驚きです。
グランフォンドバイクはガチガチにレースしないなら非常に良い選択だと思いますし、ちょっとレースに出るなんて方も基本性能はしっかりしてるので十分だと思います。
そんなバイクでプロも使うほどの性能・・・今年バカ売れしそうですね。
欲しくは無いですがちょっとどんなものか乗ってみたいです。

明日は他のチームのバイクも見ていきます。ではもう一つ記事を書きます。

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